離婚の方法

裁判離婚

当事者同士の話し合いによる協議離婚、家庭裁判所による調停・審判でも離婚が成立しない場合には、家庭裁判所に離婚の裁判を申し立てることにより 離婚をすることになるでしょう。

なお、家庭裁判所に離婚の裁判を申し立てるには、必ず離婚の調停を行っていなければなりません。そして裁判により 離婚が認める判決がおりたら離婚をすることができるようになります。

なお、裁判離婚はなんでもかんでも離婚が認められるわけではありません。裁判により離婚が認められるには離婚原因がなければなりません。

離婚原因とは、・配偶者の不貞行為、・配偶者の悪意の遺棄、・配偶者の生死が3年以上不明な場合・配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがない場合、 ・その他婚姻を継続しがたい重大な事由があるときがあります。

判決に不服がある場合は、上級裁判所へ上訴することができます。具体的には、家庭裁判所の判決に不服がある場合は、高等裁判所へ控訴することができ、 高等裁判所の判決に不服がある場合は、最高裁判所へ上告することができます。ですから、争いが長期にわたる場合が考えられます。

また、訴訟の手続きは調停よりももっと法律知識が必要になってきますし、精神的なストレスは相当なものになります。 ですから、弁護士に依頼をすることをおススメします。

お気に入り

copyright (C) 2008 離婚の方法 All Rights reserved.